2019-03-15 第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
日本の場合は、その点は、かつての貿易収支という面だけでいけば、アメリカに対して、アメリカの対外貿易赤字の五〇%は日本という時代から、今は八%か九%ぐらいまでに下がってきていると思いますが、かわって中国が五〇%ということになって、三十年前とちょうど今、中国と日本の位置が置きかわった形になっているんだと思いますけれども。
日本の場合は、その点は、かつての貿易収支という面だけでいけば、アメリカに対して、アメリカの対外貿易赤字の五〇%は日本という時代から、今は八%か九%ぐらいまでに下がってきていると思いますが、かわって中国が五〇%ということになって、三十年前とちょうど今、中国と日本の位置が置きかわった形になっているんだと思いますけれども。
何だと、貿易黒字はアメリカの対外貿易赤字の四八%ぐらい、五〇%近くを占めておるやないかというので、まあソ連という相手もいなくなったことだしというので、せいので方向転換をされて最初がビッグバンで始まったんだと思いますが、それ以後、御存じのようにいろいろなことをやってきたんだと思いますが。
によってメキシコ、カナダとの間に巨大な貿易赤字が立っておる、それは間違いなく立っていますけれども、それを二国間でとかいう話で解消されようとしていこうというのが今よく言われている話ですけど、それなかなかそんな簡単な話じゃないんであって、あの内容を見てもらえれば、今自動車摩擦の話をされましたけれども、日本の自動車摩擦はおっしゃるように一九七〇年代、八〇年代までは、七〇年代ですかね、あれは、アメリカの対外貿易赤字
当時は、米国の対日貿易赤字というのが五百億ドル程度ございましたが、それは米国の対外貿易赤字の約半分以上を日本が占めていたという意味で、そういう意味では非常に厳しい経済摩擦、貿易摩擦の時代でございました。
これはもう先生十分御存じのことだと思いますけれども、念のために数字を見てみますと、九〇年代、九〇年前後を見ますと、アメリカは経済成長率あるいは失業率ともになかなか厳しい状況でございましたし、アメリカの対外貿易赤字に占める対日貿易赤字の割合は大変大きなものがございました。
また、アメリカの対外貿易赤字の中で我が国への赤字というものの占めている割合がだんだん多くなってきている。こういう実態に対する怒り、焦り、いら立ちというものが今日の構造摩擦になっている基本的なことだと思うのでありますが、今日までの赤字解消のための経過なり、どういう努力をされてきたのか、その点についてお聞きをしたいと思います。
そしてまた、日米貿易の関係で見ましても、アメリカの対外貿易赤字の約半分が日本に対するものであるということから、日米貿易摩擦問題が国際的に最大の問題になっている状況でございます。そういう状況の結果、日本に資金が集まり、いわゆるジャパンマネーとも言われておりまして、他方アメリカは、日本の対外純資産が三千億ドルに対して対外純債務が五千億ドルというような状況になっております。
米議会の保護主義の問題と私の訪米の問題でございますが、米国の大幅な対外貿易赤字を背景としまして、米議会には保護主義的な圧力の高まりが非常に強まっていることは事実であります。この動きについては深甚なる注意を払っておるところでございます。現在のところ訪米の具体的計画を私は持っておりません。
また、巨額になってしまいました対外貿易赤字の問題を解決するために、輸入課徴金をかけようという考え方も最近聞かれるようになり、米国議会でもこの考え方が信憑性を持つようになってまいりました。